岩谷堂箪笥の起源は、奥州平泉黄金文化を築いた藤原氏初代清衡が、産業奨励に力を注いだ事に始まると伝えられております。その後、天明時代(1780年代)に岩谷堂城主、岩城村将が地方特産の振興を図るために作らせたものが原型とされています。良質の木材に恵まれた地の利を活かして、欅・桐材を使い、手で丹念に打ち上げる重厚な金具を取り付け、漆塗りで仕上げた実用的家具です。
 岩谷堂箪笥の魅力は何と言ってもその堅牢さと重厚さにあります。そしてその技法。漆を塗り重ねた「木地呂(きじろ)塗り」、漆をヘラで塗っては布で拭く「拭漆(ふきうるし)塗り」、さらに金具にも鉄板や銅板をタガネで打ち付ける「手打ち金具」他、卓越した技術を誇る箪笥職人たちの技の真髄が独特の高級感を演出します。
 伝統に現代モダンが融合された「岩谷堂箪笥」。箪笥道楽では5つのシリーズからご案内いたします。
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